アップル、大型アイパッドの量産開始を秋まで延期 〜 スクリーン調達に遅れ
- 2015年3月6日
- ハイテク情報
アップル(Apple)は、法人市場を標的とした大型アイパッド(iPad)の設計と機能の最終化を進めるなか、生産開始を2015年秋に先送りした。
コンピュータワールドやウォール・ストリート・ジャーナルによると、画面サイズが12.9インチの大型アイパッドは当初、2015年第1四半期中に量産開始される予定だったが、ディスプレイ用パネルの調達に遅れが生じたことから、アップルはアジアの委託製造業者らに、量産開始を9月まで延期することを伝えた。発売は今年末になる見込み。
現行のアイパッドには、9.7インチ型と7.9インチ型の2種類がある。アイパッドの販売数は昨今減速し、2014年には2010年の発売以来初めての前年割れを強いられた。
アップルでは、IBMとの異例の協業体制によって法人向けモバイル・アプリケーション事業を展開しており、法人向けアイパッドを投入することでアイパッド需要を刺激するとともに、法人IT市場の開拓をさらに強化する。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ