東芝の佐々木副会長退任へ 不適切会計問題の拡大を受け
- 2015年7月9日
- 日本発ニュース
【共同】東芝は不適切会計問題の拡大を受け、前社長の佐々木則夫副会長(66)が9月に開く予定の臨時株主総会で取締役を退く方向で調整していることが9日、分かった。会計問題で資金調達が難しくなることに備えた資産売却では、子会社の米原子力関連企業ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の株式の一部売却も検討している。過半数は保有を続ける方針。
保有している別の株式や不動産の売却も進め、2000億円程度を確保するとみられる。信用力の低下に備えて資金繰りを万全にする。
会計問題では、東芝幹部が業績を良く見せようとした「動かぬ証拠」(東芝関係者)が見つかっているもよう。
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