冥王星、3000メートル級の山々 今も地質活動の可能性

 【共同】米航空宇宙局(NASA)は15日、無人探査機ニューホライズンズが冥王星への最接近1時間半前に7万7000キロの距離から撮影した画像を発表した。地表にある氷でできた高さ約3500メートルの山々が鮮明に捉えられている。衛星カロンの画像には約千キロにわたって地表を横切る断崖が確認された。

 冥王星とカロンには無数の隕石が落下しているはずなのに、表面のクレーターが意外に少ないことも判明。NASAのチームは「熱を伴う何らかの地質学的な活動が内部で続いている可能性がある」と指摘し、今後送られてくる観測データを使った謎の解明に意欲を見せた。

 ニューホライズンズは14日に冥王星から約1万2500キロを通過。観測データの受信が15日から始まった。

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