アイフォーン6sの部品コストは245ドル 〜 ティアダウンが恒例の分解

 ティアダウン・ドット・コム(Teardown.com)は、世界主要国で25日に同時発売された新型アイフォーン(iPhone)に使われている部品群とそれらのコストを特定するために分解した結果、アイフォーン6sの64GB版の部品コストが245ドルだとはじき出した。

 同機種の米国内小売価格は749ドル。

 ティアダウンは、アップルが新型アイフォーンを出すたびに分解して構成品とそれらのコストを判明させており、ティアダウンの恒例行事と化している。

 ビジネス・インサイダーが報じたティアダウンの分解結果発表によると、もっとも高額の部品はプロセッサー、その次が指触操作型スクリーン、さらにその次が筐体で、それら三つで部品コスト全体の半分以上を占める。

▽小売価格749ドルのアイフォーン6s(64GB)の主要構成品とそれぞれのコスト

 プロセッサー:$58.50
 スクリーン:$42.50
 筐体:$28.00
 カメラ群:$19.00
 スピーカー:$7.50
 電池:$3.50
 そのほかの合計:$86.00
 部品コスト合計:$245.00

 はじき出されたコストは部品代であり、組み立て工賃や、部品および完成品の輸送コスト、宣伝および販促の費用は含まれていない。

【http://www.businessinsider.com/iphone-6s-teardown-component-costs-2015-9】

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