アマゾン(Amazon)は26日、同社のデジタル財布サービス「ペイ・ウィズ・アマゾン(Pay With Amazon)」による第三者小売サイトでの買い物決済件数が激増し、2015年に前年比150%拡大したことを明らかにした。
フォーチュン誌によると、アマゾンはいつものように詳細については情報開示を避けているため、取り引き総額や手数料収入については不明だ。
ペイ・ウィズ・アマゾンは、2008年に開始されたオンライン決済サービスで、アマゾン以外の小売サイトで使える。消費者がペイ・ウィズ・アマゾン口座にログインすることで支払いを可能にするため、利用者はクレジット・カード情報を入力する手間を省ける。
ペイ・ウィズ・アマゾンによって支払われた小売サイトは、1回の買い物につき販売額の2.9%と30セントの手数料をアマゾンに払う。
同サービスは世界170ヵ国で提供されており、クレジット・カード会社やペイパル(PayPal)にとって脅威的存在になる可能性が高まっている。
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