夏の参院選、在外投票忘れないで!6月18日ニューヨーク「フラッシュモブ」で啓発活動

 日本の夏の参議院議員選挙が近づいている。まだ決定はしていないものの、6月22日公示、7月10日投開票が見込まれている。今回から、選挙で投票できる選挙権年齢が、18歳以上に引き下がったことでも注目される。

 海外に住んでいる日本人も、登録の手続きをすれば、在外投票で、日本の国政に参加できる。しかし、登録率も投票率も、伸び悩んでいる。

 民主主義の基本である「一票を投じる権利」を、海外にいても忘れずに行使しよう、という狙いで、啓発などの活動をしているのが、ニューヨークを拠点にする非営利団体「Let’s GO 在外選挙」だ。ニューヨーク周辺で、主に日本人が多く集まる場所を選んで、ビラまきやビラ貼り、声かけなどを行っている。

senkyo 2

 参院選が近づいてきたのに伴い、6月18日、タイムズスクエアやグランドセントラルなどニューヨークの名所で、「マネキンフラッシュモブ」を開催する。

 フラッシュモブは、口コミやインターネットで知った人たちが、特定の日時に公共の場に集まり、通りすがりを装って、突然パフォーマンスを行い、解散する、というもので、アメリカではよくあるイベントだ。

 今回は、参加者にマネキンのような格好をして集まってもらい、「選挙に行こう!」をアピールするという。在外選挙の周知と在外選挙投票の促進が目的で、特定の政党を応援するものではない、と主催者は説明している。

senkyo 1

◾️日時:6月18日(土)1〜3pm(*集合時間は12:45pm)
◾️場所:ニューヨーク・タイムズスクエア、「Tickets」の赤い階段の前
◾️注意事項:ドレスコードがあり、白x黒、黒x白、黒x黒(白の差し色)、白x白(黒の差し色)のいずれかの格好で参加する。ドレスコードと違う服装で来た場合、参加はできない。荷物は最小限にして、大きなバッグなどは持参しないこと。
◾️詳細:https://www.facebook.com/events/705997392871622/?ti=icl
◾️問い合わせ:minasennyc@gmail.com

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る