5月10日 「Resonance III」で折原美樹ソロダンス公演開催。無料公開のマスタークラス&レクチャーも企画

5月10日(金)、ラガーディア・パフォーミングアーツセンター(LPAC)で、マーサ・グラハムダンスカンパニーのプリンシパルとして長らく活躍してきた折原美樹が、今回で3回目となるソロダンス公演を行う。彼女は温故知新をテーマに、2014・2017年の2回にわたってアメリカのモダンダンス創成期を代表するパイオニアたちの作品を踊ってきた。今回はその第3弾として、「Resonances Ⅲ」と題し、アメリカの作品に加えて日本のモダンダンス創成期のパイオニアたちの代表作を踊る。

今回の公演では、マーサ・グラハム、ドリス・ハンフリーに加え、石井小浪、高田せい子、菊池百合子といった日米のモダンダンスのパイオニアたちの作品を紹介する。折原美樹は、日米両国での豊かなモダンダンスの体験を生かし、モダンダンス創成期の作品を積極的に取り上げることで 、両国のダンスを次世代へと伝えることを使命に活動している。この公演では、「日本モダンダンス創成期の人々」をテーマにしたプレトーク、終演後のアーティストによるトークイベントも開催する。

さらに、5月11日(土)にはRIOULT Dance Centerで、誰でも参加できるマスタークラス&レクチャーも企画。山田奈々子、折原美樹による無料公開のマスタークラスと、片岡康子(お茶の水女子大学・表現学科名誉教授)による「日米モダンダンスの歴史 1920-1950年代」のレクチャーが実施される。

Resonance Ⅲ
■開催日時:2019年5月10日(木)
   6:00pm プレトーク「日本モダンダンスの創成期の人々」
   7:00pm公演(終演後、アーティストトーク)
■開催場所:LaGuardia Performing Arts Center (31-10 Thomson Avenue, LIC NY 11101)
■チケット代:大人$25*、シニア&学生$10
*5/6までに購入すると$20
■申し込み:lpacboxoffice@lagcc.cuny.edu または 718-482-5151
■詳細:https://lpac.nyc
■問い合わせ:kyomei.info@gmail.com

無料公開マスタークラス&レクチャー
■開催日時:2019年5月11日(土)
   1:00pm マスタークラス「ダルクローズ20のジェスチャー」ほか
    (山田奈々子&折原美樹)
   3:00pm 講演「日米モダンダンスの歴史 1920-1950年代」
    (片岡康子:お茶の水女子大学・表現学科名誉教授)
■開催場所:RIOULT Dance Center (34-01 Steinway St., Astoria, NY 11101)
■予約・連絡先:kyomei.info@gmail.com

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