11月16日 ルカ・ヴェジェッティ、吉田萠のパペットによるパフォーマンスを開催

Luca Veggetti “Fourth Character”

隔年、ニューヨーク中のアート機関で開催されるアートの祭典「Performa19 Biennial(パフォーマ19バイアニアル)」。世界でもっとも重要なパフォーマンス・アートの祭典ともいわれ、世界から5万人以上が訪れる。ニューヨークにあるアートギャラリー「WhiteBox(ホワイトボックス)」は2005年開催の初回から毎回参加し、高い評価を得てきた。

今年のテーマは、創立から100周年を迎えたバウハウス。バウハウスはデザイン、アート、建築などを総合芸術として教えた学校で、後世に大きな影響を与えた。1923年には「The Adventures of the Little Hunchback(小さなせむし男の冒険)と題された人形劇が制作され、オスカー・シュレンマーが監督して上演。ほかにも劇場関連の実験が活発に試みられ、ダンス、マスク、衣装、台本、舞台セットが制作された。

WhiteBoxでは今年のテーマに基づき、「From Weimar to Taipei(ワイマールから台北まで)」と題して11月1〜22日に4本 のパフォーマンスが予定されている。台湾はPerforma19 の招待国家に指名されており、「台湾パビリオン」も企画された国だ。全体のキュレーターはアーティスティック・ディレクターのファ ン・プンテスとアジア・プログラムディレクターの佐藤恭子氏が務める。

佐藤氏が担当する11月16日開催のグランドフィナーレ演目は、ニューヨークで活躍しているイタリア人振付、演出家のルカ・ヴェジェッ ティ氏による「Fourth Charcter(フォース・キャラクター)」。ダンサーたちがパペットを中心に長い直線のバーを操り、ミニマムな小宇宙を創り出すパフォーマンスを披露する。音楽は、イタリア人の作曲家、パオロ・アラッラ。パペットを制作したのは日本人アーティストの吉田萠で、ヴェジェッティとは2009年からコラボして才能を開花させている。

ルカ・ヴェジェッティ「Fourth Character フォース・キャラクター」
(キュレーター:佐藤恭子)

■開催日時:2019年11月16日(土)7:00pm
■開催場所:ホワイトボックス・ハーレム (213 E 121st St, New York, NY 10035)
■入場料:無料(任意寄付)
■213 E 121st St, New York, NY 10035
■Performa19 Biennialホームページ:https://performa-arts.org/news/performa-19-biennial

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