日本クラブ オンラインセミナー「ゴッホ事情・今 = ゴッホをより深く読み解く」開催

ゴッホ研究家・吉屋敬氏

日本クラブではこれまで、オランダ在住のゴッホ研究家である吉屋敬氏に、幾度かゴッホの足跡を中心に話を聞くセミナーが開催されてきた。今回は、最新の情報、報道や事実を踏まえて吉屋氏が見解を詳述し、ゴッホの思想と作品をより深く理解することを主眼に講演が実施される。

講演会では、主に以下の内容について解説する。

1.ゴッホ事情・今
耳切り事件の顛末。ゴッホの病名。

2.浮世絵とゴッホ
浮世絵が西洋絵画に与えた影響。ジャポニズムを流行させた仕掛け人たち。

3.『向日葵、糸杉、オリーヴ』『麦畑、馬鈴薯、こぶ柳』からゴッホを読み解く
これらの題材はゴッホにとってどんな意味合いを持っていたのか。

「ゴッホについては知り尽くされた感がありますが、毎年新たなゴッホの真実といわれるものが発表されたり否定されたりということが続いています。2016年に一応のけりがつけられた耳切り事件の真相、病名の確定、自殺に使用されたピストルの画像等々を中心に、ゴッホの今をお伝えいたします。さらに、ゴッホと浮世絵との出会い、浮世絵はどんな意味で西洋絵画に影響を与えたのか、など。知り尽くされているはずなのに、知れば知るほど新たな発見と感動を私たちに与えてくれる稀有な画家・ゴッホのメッセージを、もう一度再考したいと思います」と吉屋敬氏は話す。

日本クラブスペシャル・ウェビナー
吉屋 敬 氏による「ゴッホ事情・今 = ゴッホをより深く読み解く」

■開催日時:2021年3月25日(木)7:00-8:00pm (EST)
■参加費:無料(任意で医療従事者への弁当プロジェクトへ寄付)
■定員:500名
■申し込み:http://bit.ly/2OjAatI

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