ユナイテッド航空、 マスク着用義務を機内に加え空港内へも拡大

United CleanPlus _ Passenger wearing a mask

ユナイテッド航空は、新型コロナウイルス感染防止追加対策として、同社が就航する世界360以上の空港において、マスク着用を義務化すると発表した。これには空港内のチェックインカウンター、自動チェックイン機エリア、ユナイテッドクラブ(空港ラウンジ)、出発ゲートおよび手荷物受取所などが含まれる。なお、空港内においてマスク着用への協力を拒否する乗客については、以後、マスク着用義務が課せられている期間、ユナイテッド航空のフライトが利用できなくなる可能性もある。

また乗客は機内においてもフライト中は、食事と飲み物を楽しむ時以外は、マスクの着用が義務付けられている。マスク着用に協力を拒む乗客については、予約したフライトへの搭乗を断ることもあるほか、以後、マスク着用義務が課せられている期間、ユナイテッドのフライトを利用でき なくなる可能性がある。

さらにユナイテッド航空では、マスク着用義務の免除基準についてもさらに厳しくしており、2歳未満の子供のみが免除としている。なお、マスク着用義務を免除されるべき特別な理由があると考える旅客は、ユナイテッド航空に前もって連絡するか、出発当日に空港にて同社航空職員に申し出ることが必要。

これら今回の新しい対策は、ユナイテッドが乗客の健康と安全を第一として進めている、新型コロナウイルス感染予防対策プログラム「ユナイテッド・クリーンプラス」の一環。

ユナイテッド航空最高経営責任者のスコット・カービー氏は「新型コロナウイルスの感染拡大防止のために我々一人一人ができる最も重要なことは、周りに他の人がいる時には、ただ単にマスクを着用することなのです。マスク着用は他の人々の安全を守ることにつながり、現在、弊社が就航する空港及び機内において、お客様へのマスク着用を積極的に推し進めていることを誇りに思います」と述べている。

ユナイテッド航空のマスク着用義務については、ユナイテッドの社内医療チーム、公衆衛生機関、および、ユナイテッド航空がパートナーシップを結んでいる米医療機関のクリーブランドクリニックの監修を受けて実施しているもの。

ユナイテッド航空は上記の対策に加えて、より清潔な環境を提供するため以下の対策を徹底している。

<チェックイン時>
• 米国内ハブ空港および他空港において、空港職員およびフライトアテンダントの就業前の検温の実施
• チェックインカウンターとゲートに飛沫防止ガード板の設置
• 乗客に6フィートのソーシャルディスタンスをとることを促す表示を床に設置
• 手荷物の預入れに非接触型キオスクを世界の航空会社に先駆けて導入

<搭乗ゲートにおいて>
• ドアノブや手すり、エレベータのボタン、電話、コンピューターなど人が多く触れる場所の消毒を実施
• ハンドサニタイザーの設置や除菌ウエットシートの配布
• 一部の米国ハブ空港のゲートエリアの消毒に、米クロロックス社の静電噴霧器の導入
• 乗客が搭乗ゲートを通る際、職員との接触を避けるため、乗客自身が搭乗券のスキャンが可能
• 一度に搭乗できる乗客数を制限し、事前搭乗完了後、飛行機の最後尾より順に搭乗を実施
• リアルタイムで、座席指定の変更をテキストメッセージか Eメールにて乗客に提供し、空港における非接触体験をさらに推進

<機内で>
• フライト出発前に、静電噴霧器を使用して徹底した客室消毒を実施
• 搭乗前にトレイテーブルやひじ掛けなど、人々が多く触れる場所の消毒を実施
• 機内でスナックや飲み物を提供する際に、フライトアテンダントと乗客の接触を削減
• 降機時には、混雑を避けるため、5列ごとに降機を実施
• 枕やブランケットなどは、希望者のみに提供

■「ユナイテッド・グリーンプラス」詳細:
https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/united-cleanplus.html

United CleanPlus_Mask at a terminal

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