状況見守るのが適切 シカゴ連銀総裁
- 2016年5月9日
- アメリカ発ニュース
シカゴ連邦準備銀行のエバンス総裁は9日、ロンドンでのパネル討論に参加し、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げに関し「状況を見守るという政策姿勢を続けることが適切な対応だ」と述べ、慎重な見方を示した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。
総裁は、米経済は良好だと予想していると指摘。ただ、物価に関し、上昇圧力が高まり2%目標へと上昇していくというより強力な根拠が欲しいと説明した。
2%の物価目標を確実に達成するために、一時的に目標を少しばかり上回るインフレ水準を目指すことが「賢明」との見方も示した。(共同)
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