過激イスラムに疑念 チュニジア、暗殺衝撃

 【共同】北アフリカのチュニジアで6日起きた左派系野党指導者の暗殺は国民に大きな衝撃を与えた。犯人像は不明だが、革命後に台頭した過激なイスラム勢力の関与が疑われている。与党の穏健派イスラム政党アンナハダのジェバリ首相は実務型内閣への交代という大幅な譲歩を発表したが、アンナハダや野党は7日、異論や留保を表明。新内閣実現には曲折も予想される。

 チュニジアでは2011年1月にベンアリ政権が崩壊し、同10月の制憲議会選ではアンナハダが第1党に躍進。「アラブの春」を経てイスラム勢力が伸長した各国の中で初めて国政を率い、「最も成功している例」と見られることが多かった。

 しかし、チュニジア社会では厳格なイスラム原理主義の「サラフ主義者」も活動を広げ、絵画展や劇場などへの襲撃事件が続発。宗教理念が重なるアンナハダ政権は毅然とした取り締まりを行わず、非宗教的な世俗派は政権の拒否感を強めてきた。

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