飛行中に燃料ホース破損か エジプト気球墜落事故

 【共同】エジプト南部ルクソールの気球墜落事故で、地元県のサード知事は27日、飛行中に気球の燃料ホースが破損してガスが漏れ、引火したことが爆発・炎上の原因との目撃証言があることを明らかにした。着陸時に気球を引き下ろすためゴンドラから投げ降ろしたロープが、何らかの原因で上方に巻き上がり燃料ホースを直撃したという。付近住民が目撃していた。

 エジプト政府の事故調査委員会は27日までに、現場で気球の残骸を回収、事故原因や当時の状況について本格的な調査を開始した。知事は、調査に2週間は必要との見通しを示した。知事は同日、墜落現場で献花した。

 一方、事故時に近くで別の気球を操縦していたムハンマド・ユセフさん(27)は、墜落気球の操縦士(28)が「頭から胸まで炎に包まれていた」と証言、操縦士の頭上部分の燃料ホースからガスが漏れ、バーナーで引火したとの見方を示した。ユセフさんは、ゴム製の燃料ホースが劣化していた可能性を指摘した。

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