グーグル・サービスのクラウド移行業で急成長

 グーグル(Google)やセールスフォース(Salesforce.com)のクラウド製品を対象とした統合サービスを提供するクラウド・シェルパズ(Cloud Sherpas)は2013年に、グーグル分野の事業を70%以上成長させる可能性がある。

 クラウド・シェルパズはこのほど、グーグルが選ぶ統合&移行提携先の世界トップ企業の1社に選ばれた。クラウド・シェルパズにとって2年連続の受賞となる。

 ZDネット誌によると、クラウド・シェルパズのグーグル事業部急成長を支えているのは、グーグル・アップス(Google Apps)やグーグル・ヴォルト(Google Vault)、グーグル・マップス・フォー・ビジネス(Google Maps for Business)、アップ・エンジン(App Engine)を使った垂直統合ソリューション・サービス。

 同事業部のダグラス・シェパード責任者によると、クラウド・シェルパズはこれまでに、教育や行政、金融サービス、医療、製造、専門サービス、出版、不動産、小売り、技術、旅行といった幅広い業界向けに、グーグルのクラウド・サービスに業務を移行させるサービスを提供して多数の顧客企業を獲得した。

 同氏によると、今後1年間は特にグーグル・マップスの業務活用が注目されるという。同社はすでに、地理情報を使ったプロジェクトに複数顧客と取り組んでいる。

 たとえば、スケジュール作成システムに位置情報を組み込むことで、現場作業員のスケジュールをより正確に策定できるようになる。不動産業界や小売業界の顧客にとっても、地理情報は有効性を発揮すると考えられている。

 クラウド技術の統合サービス業界では、アプリケーション開発の期間短縮が注目されるようになっている。クラウド・シェルパズのグーグル事業は、今年中に約30%の人員増となる見通しだ。

 クラウド・シェルパズはその一方で、セールスフォースの統合サービス事業について「プラチナ・レベル」の提携先に認定されている。

 さらに、エンタープライズ向けクラウドを提供するサービスナウ(ServiceNow)の統合サービス事業では、「プリファード(優先、認定、推奨)」のステータスに世界で初めて認定された。

 同社の統合&移行サービス提供実績は5000件以上。2012年12月にはベンチャー投資家から4000万ドルの資金を調達している。

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