勇気と幸せもたらし受賞 京大iPS細胞研究所

 【共同】日本新聞協会が贈る「HAPPY NEWS PERSON特別賞」に京都大iPS細胞研究所(京都市左京区)が選ばれ、同研究所で4日、同協会理事を務める京都新聞社の白石方一会長兼社長から森沢真輔研究所副所長にトロフィーが贈られた。

 白石理事は、研究所所長の山中伸弥教授のノーベル医学生理学賞受賞に多くの新聞の読者から「心が温まった」「勇気づけられた」との声が寄せられたことを紹介し、「たくさんの人に幸せをもたらした」と説明。iPS細胞(人工多能性幹細胞)の実用化や研究の発展に期待する感想も多かったと強調した。

 森沢副所長は「賞を励みに研究にまい進し、難病に苦しむ人々に早く新たな研究成果を届けたい」とあいさつした。

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