ケリー氏は給与5%寄付 歳出削減で職員扶助

 【共同】米国務省のヌランド報道官は4日の記者会見で、3月に発動された歳出の強制削減を受け、ケリー国務長官が給与の5%にあたる9175ドル(約88万円)を国務省職員のための慈善団体に寄付することを明らかにした。長官としての年収は18万3500ドル。

 オバマ大統領は一時帰休となる見込みの連邦政府職員に連帯の意を示すために5%相当の2万ドルを返上する意向を表明。ヘーゲル国防長官も国防総省職員と同レベルの給与削減を自らに課す考えを示している。

 ケリー氏は「国務省職員の家庭に直接貢献したい」(ヌランド氏)との意向から寄付を選択。職務中に死亡した職員の家族や負傷した職員らを支援する多くの慈善団体の中から寄付先を選定中という。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る