火星の旅、放射線に不安 NASA、許容値に迫る

 【共同】有人火星飛行に挑むと、飛行士は往復に要する1年間で生涯の許容限度に近い宇宙放射線を浴びる可能性があるとする研究結果を、米航空宇宙局(NASA)のチームが30日、米科学誌サイエンスに発表した。

 火星に着陸して活動すればさらに多くの放射線を浴びるため、飛行士を守る遮蔽技術の開発が新たに必要。NASAは2030年代に有人火星飛行の実現を目指すが、課題の多さを示す結果だ。

 チームは、無人探査車キュリオシティーを約250日かけて火星に運んだ機体のデータを解析。有人飛行では片道を180日に短縮できるタイミングで飛ぶと仮定し、飛行士の往復の積算被ばく量を662ミリシーベルトと推計した。全身コンピューター断層撮影(CT)を5、6日ごとに受け続けるのに近い数値という。

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