真相究明は難航必至 シリアの化学兵器使用

 【共同】シリアの反体制派が21日に主張したアサド政権による化学兵器攻撃について、アサド政権側は「全くのうそ」と全面的に否定、双方の主張は真っ向から対立した。シリア入りしている国連監視団が現地調査できるかも分からず、真相究明は難航が必至だ。

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどが伝えた映像によると、床に並べられた遺体に目立った損傷はなく、死因は砲撃や銃撃でないことがうかがえる。生存者が酸素吸入を受けたり、せき込んだりする場面もあった。

 軍は反体制派支配地区に大規模な作戦を行ったことを認める一方、化学兵器使用を全面的に否定する声明を発表。18日には国連調査団がシリア入りしたばかりで、同国政府筋は「国連調査団の滞在中に化学兵器を使うなど、想像すらできない」と語った。

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