30日から専門家会合 核協議前にイランと6カ国

 【共同】米国務省高官は25日、欧米など6カ国とイランが30-31の両日、ウィーンでイラン核問題をめぐる専門家会合を開くと明らかにした。来月7-8日にジュネーブで予定されている核協議に先立ち、技術的な問題点などを整理する準備会合となる。

 欧米側が軍事転用を懸念するウラン濃縮活動の一部停止など、交渉加速へ向けてイラン側がまず取るべき措置をめぐり道筋を付けることができるかが焦点だ。会合には米政府の対イラン制裁専門家らも参加する。

 サキ国務省報道官は25日の記者会見で、新たな制裁強化案を検討している米議会に対し、当分の間、外交交渉を見守り審議を保留するよう求めたことを明らかにした。

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