NTTコム、ヴァーテラとレイジングワイヤーを買収 〜 クラウド国際化を拡充

 NTTコミュニケーションズは28日、企業向けデータ通信サービスの米ヴァーテラ・テクノロジー・サービシズ(Virtela Technology Services、コロラド州)と、企業向けデータ・センター運営会社の米レイジングワイヤー・データ・センターズ(RagingWire Data Centers、カリフォルニア州)の2社を総額8億7500万ドルで買収すると発表した。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、NTTコミュニケーションズはヴァーテラを5億2500万ドルで買収し、レイジングワイヤーの80%を3億5000万ドルで取得することで、日本国外での企業向けクラウド・サービス事業を一気に拡大する。

 NTTコミュニケーションズは現在、シリコン・バレーとバージニア州北部(ワシントンDC郊外)でデータ・センターを運営している。今回の買収によって同社が米国内で運営するデータ・センターは倍増する。

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