NY株反落、61ドル安 FOMC声明で売り
- 2013年10月30日
- アメリカ発ニュース
【共同】30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は高値警戒感などから反落し、前日比61.59ドル安の1万5618.76ドルで取引を終えた。同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の声明を受け量的金融緩和策が長期化するとの見方がやや後退し、一時は前日比105ドル超下落した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は21.72ポイント安の3930.62。29日まで3営業日連続で最高値を更新したSP500種株価指数も8.64ポイント安の1763.31。
市場関係者はFOMCの声明に関して「緩和の縮小開始のハードルが下がったと受け止める売りが出た」と指摘した。29日のダウ平均の終値が最高値を更新したことに伴う高値警戒感も押し下げ要因になった。ただ、取引終了にかけて一部銘柄が買い戻され、下げ幅を縮めた。
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