京セラ、アメディカと業務提携 〜 バンクーバーの工場で医療機器を製造
- 2013年12月4日
- ハイテク情報
京セラ・インダストリアル・セラミクス(Kyocera Industrial Ceramics)は、生体材料企業である米アメディカ(Amedica)の医療機器をバンクーバー工場で製造することでアメディカと合意した。
バンクーバー(カナダ)のコロンビアン誌によると、京セラはアメディカの窒化ケイ素椎体間埋め込み機器を製造する。アメディカはこれまでに同製品を世界で1万4000個以上販売している。
米ノース・カロライナ州に拠点を置く京セラ・インダストリアル・セラミクスは、京セラの北米持ち株会社である京セラ・インターナショナルの子会社で、工学分野の課題を解決する先端セラミック素材と部品の応用を専門事業とする。
1996年設立のアメディカは、先端セラミック製造分野における京セラの専門知識を評価し、生体材料機器の需要拡大にともなう継続的製品供給を実現するための理想的提携相手と述べた。
京セラは、2013年3月末締め決算で約136億ドルの売上高を計上。フォーブス(Forbes)誌が選ぶ世界大手公開企業の「グローバル2000」リストでは492位に入っている。
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