新たな大規模データ技術、相次いで登場 〜 大手から新興、医療関連まで

 大規模データ(Big Data)に関する技術開発は、最近のIT業界において最も活発な分野となっており、今週も、いくつかの業界大手や新興企業から革新的な技術が相次いで発表された。

 データ・センター・ノーレッジ誌では、そのなかでも特に注目すべき三つの動きを取り上げた。

 まず、インテル(Intel)が発表したデータ・センター向け大規模データ・ソフトウェア製品群の最新版が挙げられる。

 それらには、アパッチ・ハドゥープ対応のグラフ作成用ライブラリー「グラフィック・ビルダー(Intel Graph Builder for Apache Hadoop software )v2.0」ほか、セキュリティ機能を強化した大規模データ分析ソフトウェア構成品「ディストリビューション(Intel Distribution for Apache Hadoop software )3.0」、分析ツール「ビーアナリティクス・ツールキット(Intel bAnalytics Toolkit for Apache Hadoop)」「エクスプレスウェイ・トークナイゼーション・ブローカー(Intel Expressway Tokenization Broker)」が含まれる。

 同ソフトウェア群の刷新によって、あらゆる規模の企業に対応した利用の簡便化と高水準のセキュリティ機能を持つ大規模データ分析ソリューションを提供できる、とインテルは説明している。

 次に挙げられるのは、トリニティ・ファーマ・ソリューションズ(Trinity Pharma Solutions)だ。同社は、大規模データを利用した医療介護用分析サービスを開発した。

 同社は、1500万ドルのベンチャー・キャピタルを追加調達したばかりで、データ分析システムの大幅拡充と販促に注力する資金を確保。

 現在、急速に進化しつつある介護業界では、患者の回復効果を高めるためにリアルタイムのデータ分析機能が重視されるようになった。

 そうしたなか、トリニティは、患者に関するデータや関連機器から収集されるデータを分析し、それをクラウド電算に対応させることで、介護現場や監視、診断を劇的に合理化しようと狙う。

 最後に挙げられるのは、スプライス・マシーン(Splice Machine)とマップRテクノロジーズ(MapR Technologies)の2社。両社は、ハドゥープ・データベース事業で提携した。

 スプライスは、ハドゥープを基盤にしたリアルタイムのSQLデータベースを提供し、マップRは、企業向けハドゥープ・プラットフォームを提供している。

 両社の提携によって、顧客企業は、マップRのディストリビューション・ソフトウェアを使ってハドゥープ基盤のSQLアプリケーションを構築できる。さらに、マップRのディストリビューション利用企業は、リアルタイムの更新データ情報を操作できるようになる。

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