中国も和平交渉を仲介 南スーダン情勢で王外相

 【共同】中国の王毅外相は6日、訪問先のエチオピアの首都アディスアベバで、内戦の危機にある南スーダンの政府とマシャール前副大統領の双方の代表団と面会した。王氏は記者会見で、中国は即時停戦を求めており、和平交渉の仲介への努力をしていると語った。ロイター通信などが伝えた。

 中国は、南スーダンの独立前から同国北部の油田地帯に巨額の投資を行ってきた。王外相によると、中国のアフリカ担当の特使も既に、南スーダン政府と前副大統領側の双方と接触したという。

 6日からアフリカ4カ国歴訪を始めた王外相は、11日までにジブチ、ガーナ、セネガルも訪れる予定。

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