黒田「走り続ける」 使命を感じ現役続行

 【共同】大リーグ、ヤンキースに1年契約で残留した黒田が、春季キャンプに備えてロサンゼルスで練習を積んでいる。メジャー7年目を迎えるベテランは「ここまで来たら走り続けるしかない」と先発の柱を担う覚悟だ。

 昨季終了後は引退も視野に入れたという。野球を離れて悩み続け、出した結論が、現役続行とチーム残留だった。「日本とメジャーでは引退の仕方は違うと思う。それなら肩をたたかれるまでやらなければという使命みたいなものを感じた」と意志を固めた。

 最近4年間はいずれも30試合以上に登板して先発ローテーションを守り続けた。昨季は8月12日を最後に白星から見放され、11勝13敗と負け越したが、激戦のア・リーグ東地区での防御率3.31は持ち味の安定感や粘りを示している。

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