自衛隊提供の銃弾返却へ 南スーダンで韓国軍

 【共同】南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍部隊に同国政府が送った追加の銃弾の一部が10日、部隊が展開する東部ジョングレイ州の州都ボルの拠点に到着した。早ければ同日、自衛隊から提供された銃弾1万発を国連に返却するという。韓国国防省関係者が明らかにした。

 10日中にも、銃弾を含む全ての追加物資の輸送が完了する見通しで、返却はその後に行われる。

 追加物資は先月27日にボルから約200キロ離れた首都ジュバの空港に届けられたが、ボル周辺で政府軍と対立するマシャール前副大統領派の戦闘が起き、国連ヘリコプターの飛行が制限。部隊への輸送が遅れていた。

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