アイウォッチに健康&運動関連の機能搭載か 〜 アップル、FDAとも協議

 アップル(Apple)は、身体装着型端末を市場投入すると以前から噂されている。同社のティム・クック最高経営責任者(CEO)も、新種の製品を発売する計画を以前に公表している。

 アイフォーン(iPhone)の販売増加が鈍化傾向にあると指摘される昨今、アップルにとって新種機器の投入は成長維持の観点からも重視される。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、これまで何度も取り沙汰されてきたアイウォッチ(iWatch)に関する詳細情報は明らかにされたことがないが、関係筋の話では、アイウォッチは、「ヘルスブック(Healthbook)」というコード名のアプリケーションと連携するとみられる。

 ヘルスブックは、歩数や消費カロリー、血圧、脱水度、血糖値といった各種の健康および運動に関する情報やデータを追跡し保存する。

 ヘルスブックは、iOSの次世代版となるiOS8に搭載される新機能の一部とみられる。

 アップルの上席幹部らは、「モバイル医療関連アプリケーション」について連邦食品&薬品局(FDA)の担当官らと12月に面談しており、たとえば血中酸素濃度検知といった医療関連機能の搭載について協議したもよう。

 一方、アイウォッチには太陽光発電による充電機能が搭載される可能性も指摘される。

 アイウォッチが発売される時期や価格についてはいっさい明らかにされていないが、業界専門家の一部は、2014年中に発売される可能性が高いという見方を示している。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る