キヤノン、新型モジュラー・データ・センターを発表 〜 柔軟な電源構成が好評

 キヤノン・テクノロジーズ・アフリカ(Cannon Technologies Africa)は、新しいコンテナ型データ・センター製品を発表した。

 同社の発表資料によると、コンテナの大きさには、6メートル、12メートル、13.5メートルの3種類があり、いずれもISO基準に準拠し、多種多様の拡張や設定が可能なモジュール設計になっており、世界各地に向けてすぐにも出荷開始される。

 ITウェブ誌によると、「多数の顧客との間で試験運用した結果、利用者からの反応はきわめて良好で、特に3段階のモジュラー式電源保護機能が統合されている点が好評を得ている」と、同社のデータ・センター・ソリューションズ担当技術工学責任者マーク・アワダス氏は自信を見せた。

 それらの新型モジュラー・データ・センターにはUPS(無停電電源装置)が標準搭載され、単一障害点(SPOF=Single point of failure、その単一箇所が働かないと、システム全体が機能しなくなる箇所)は取り除かれ、平均修理時間を短縮するのに役立つ。プラグ&プレイの電池設備をサポートしているため、電池交換の最中にも電力を送り続けることができる。

 電力効率は95%で、節電モードでは最高98%に達する。200キロボルトアンペアのキャビネットを4台使用して、800キロボルトアンペアの電力を統合。電源構成に柔軟性があるため、需要増大に合わせて拡張できる。

 また、19インチの標準キャビネットを使用しているため、標準サイズのラックを使用できる。ラック構成は、顧客の仕様に合わせて完全にカスタマイズできるほか、あらかじめ設定済みの設計で顧客の現場に届けることも可能だ。

 「環境に配慮したモジュラー式データ・センターの製品ラインに自信を持っている」「新しいISO準拠のコンテナ型データ・センター製品はその一環」「7月にはロンドンの『グリーンIT賞』でチーム・オブ・ザ・イヤーの栄誉にも輝いた」とアワダス氏は述べた。

 その受賞は、ヨハネスブルクに本社のある顧客の事業所内に設置したT4のモジュラー・データ・センターの仕様が認められたもの。同データ・センターは、激しい天候の変化や地震の可能性もある場所に置かれている。キャビネット36台が置かれた同データ・センターの設置は、わずか3週間で完了した。

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