記者会見、公聴会を重視 イエレンFRB議長
- 2014年3月5日
- アメリカ発ニュース
【共同】先月1日付で就任した米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の宣誓式典が5日、FRB本部で開かれた。議長は、効果的に金融政策を遂行していけるかどうかは人々の信頼にかかっているとして、記者会見や米議会で開催される公聴会での「情報伝達は極めて重要だ」と強調した。
イエレン氏は、FRBの透明性を高め説明責任を果たすためにバーナンキ前議長が2011年に記者会見を開始したことを挙げ、自身も前議長のやり方を踏襲することを「約束する」とした。
また、経済の現状は最大雇用と物価安定というFRBの二大政策目標の達成には遠く及ばないとの見方を示し「できることはすべてやる」と宣言した。
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