富士通、クラウド最適化サービスを開発 〜 WANサーバーにデータを分散

 富士通は、WAN(Wide-Area Network)上で稼働するクラウド電算サービスを最適化する新たな分散型サービス・プラットフォームを開発した。

 テックレイダー誌によると、富士通の技術は、サービスの状態における各種の変化に対応するためにシステム・アーキテクチャーとクラウド機能運営を自動化するとともに、クラウド基盤のデータをWANサーバー群に分散させることで電算処理を最適化する。

 その結果、データ再配置にかかる時間を二日以上から数分に短縮し、その対象となる機器の台数を数十万単位まで拡大できる。

 新たなプラットフォームは富士通のアルゴリズムを活用したもので、検索機能との統合によってデータ配置設定の計算を大幅に加速させることが可能となった。

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