大統領戦も大規模データ時代に
- 2012年10月26日
- ハイテク情報
米国大統領選は終盤を迎え、討論会や遊説で賑わっている。一見すると、大統領選は以前とそれほど変わらないように思われるが、サンノゼ・マーキューリー・ニュース紙によると、選挙戦の裏側では、有権者の嗜好や感情を最大限に活用して選挙戦を有利にすべく、大規模データ分析を駆使している。▽イメージがすべて
かつての大統領選挙戦には、報道陣を前に赤ん坊にキスすることで印象向上を狙うという常套手段があった。それは現在でも健在で、たとえば、恵まれない子どもたちの施設を訪問して、幼児を抱きかかえる絵を撮影し、全米に放映してもらうという思惑で候補者らは各地を奔走している。
しかし、今回の選挙では、最新技術を駆使して、「どの赤ん坊にキスするのか」「どの時点でキスするのか」までを… 続きを読む
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