メルク大衆薬部門買収 142億ドルで独バイエル
- 2014年5月6日
- 世界のニュース
【共同】ドイツ医薬品大手バイエルは6日、メルクの一般用医薬品(大衆薬)部門を142億ドル(約1兆4400億円)で買収すると発表した。ロイター通信によると、バイエルは買収により大衆薬分野で、ジョンソン・エンド・ジョンソンに次ぎ世界2位の規模となる。
製薬業界をめぐっては、グラクソ・スミスクラインとスイスのノバルティスが4月、包括的な事業再編で合意。各社は主力薬の特許切れで売上高が減少しており、世界的な合従連衡の動きが活発化している。
バイエルは解熱鎮痛剤「アスピリン」が主力製品。メルクは抗アレルギー剤「クラリチン」、日焼け止めの「コパートン」で知られる。
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