震災関連死2303人に 福島が半数、対策強化へ

 【共同】平野達男復興相は30日、東日本大震災をきっかけに体調を崩して亡くなり「震災関連死」と認定された人が9月末までに全国で2303人に達し、うち福島県内は1121人だったことを明らかにした。福島県庁で佐藤雄平知事と会談した後、記者団に述べた。

 平野氏は会談後、福島県が約半数を占めたことを「深刻な事態と受け止めなければならない」と指摘し、復興庁と県による対策チームを設置することで佐藤知事と合意したと説明した。

 復興庁によると、3月末時点で認定された関連死は1632人だったが、その後市町村の把握が進んだ。震災から1年以上たって亡くなったのは40人で、うち福島県内は35人だった。

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