サムスン、新型スマート腕時計を発売へ 〜 タイゼンOS搭載で単独作動
- 2014年5月28日
- ハイテク情報
韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は、単独でも電話として機能するスマート腕時計を6月か7月に発表する計画だ。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、同社がすでに販売しているスマート腕時計のギャラクシー・ギアは、グーグル(Google)のアンドロイド(Android)OSを搭載したスマートフォンと連携しなければ通話できないが、独自OSのタイゼン(Tizen)を搭載した新型製品では、通話のほか電子メールやカメラ、心拍数測定といった各種機能をスマートフォンなしで可能にする。
サムスンは2013年に、インテルと共同してタイゼンOSを開発し、一部のスマートフォンに搭載しており、アンドロイド依存から抜け出す路線をちらつかせている。
新型スマート腕時計の商品名はまだ決まっていない。
スマート腕時計は、成長中の身体装着型端末のなかでもっとも期待される製品分野と位置づけられる。2014年の世界出荷台数は前年比3倍増の1900万台以上に激増する、と調査会社IDCでは予想している。
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