グーグル、W杯会場のストリート・ビューを開始 〜 スマート腕時計でも動き
- 2014年6月6日
- ハイテク情報
グーグル(Google)は5日、6月12日にブラジルで開幕するワールド・カップ・サッカーの12会場のストリート・ビューを開始した。競技場の内部だけでなく競技場周辺の風景や、イグアス国立公園に代表される数々の観光地、さらにはペルーやチリ、コロンビア、メキシコといったほかの中南米国の画像もストリート・ビューに加えられた。
テッククランチ誌によると、ストリート・ビューは現在地と目的地を結ぶ経路を表示できることから、利用者は、宿泊先から競技場への最短経路をスマートフォンやタブレットで確認できる。
グーグルはそれとは別に、スマート腕時計に関して、第三者開発者を取り込んで生態系を一気に構築するためにアンドロイド・ウェア(Android Wear)を開発者らに近く公開する計画を明らかにした。アンドロイド・ウェアは既存OSのアンドロイドの身体装着型端末向けOS。
コンピュータワールド誌によると、アンドロイド・ウェアは、アンドロイドの利用者インターフェイスを微調整することで、スマート腕時計の小さな丸型ディスプレイ向けにアプリケーションを簡単にカスタマイズできるよう設計されいる。声による操作に対応する機能や、パーソナル・アシスタンス機能のグーグル・ナウ(Google Now)にも対応する。
グーグルは、身体装着型端末のOSとアプリケーションの生態系を迅速に構築することで、参入がうわさされるアップルや、独自OSのタイゼンを開発したサムスンとの競争に備える体制の強化を図る。
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