スマホで買い物は男性に多い〜女性より頻繁と最新調査
- 2014年8月14日
- アメリカ発ニュース
女性より男性の方が頻繁に携帯電話で買い物をすることが、デジタル情報調査BIインテリジェンスの調べで分かった。
ウォールストリート・ジャーナルによると、販売企業の売り込みの対象は通常は女性だが、オンラインでは男性も同じくらい買い物をするようだ。家計の支出全体では女性が約80〜85%と圧倒的に多いものの、オンライン支出ではその割合がはるかに低いという。
BIインテリジェンスが、コムスコアやSeeWhy(シーホワイ)、Extrabux(エクストラバックス)といった市場調査各社のデータを分析した結果、2013年は国内女性の57%、男性の52%がオンラインで買い物をした。ただし、スマートフォンやタブレットを通じて買い物した割合は男性の方が高かった。シーホワイのデータでは、買い物でスマートフォンを使った割合は男性が22%、女性は18%、タブレットは男性20%、女性17%だった。
シーホワイの調査ではほかに、モバイル・ショッピングでの不快な体験に対して、男性の方が女性よりも寛容度が低いことが分かった。ネット接続が遅い、スクリーンが小さい、案内が分かりづらいといった理由で買い物を中止するのは男性に多いという。一方、特売や特典を探す割合は女性の方が男性より43%も高く、女性にとって携帯端末での買い物は気晴らしではあるものの、経済的には妥協しない姿勢がうかがえる。
BIの調査では、18〜34歳の男性の43%はイーベイなどのネット競売サイトを日常的に利用し、女性の31%を上回っていることも分かった。
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