SAP、IoT製品を強化 〜 保守管理、物流管理、製造業務管理を3本柱に

 SAPは、「モノのインターネット(Internet of Things=IoT)」を企業がどのように導入していくかに対応する接続型検知機能とソフトウェア製品を強化している。

 コンピュータワールドによると、SAPはIoT製品を法人向けに販促するために、保守管理と物流管理(事業管理)、そして製造業務管理という3本柱を骨子にすえ、通信網に接続した検知器群と関連ソフトウェア製品群を融合させ、顧客企業の業務効率化や合理化を大幅に向上させ、市場獲得を狙う。

 SAPはその戦略の第一段階として、大企業のあいだで好評を得ているハナ(HANA)プラットフォームのクラウド版で走るアプリケーション群の活用を最適化する作戦だ。

 「今後1年半から2年にあいだに、劇的な飛躍を目にするでしょう」とSAPの大規模データおよびIoT事業担当副社長のデイヴィッド・パーカー氏は話している。

 SAPは最初のIoT製品として、「予測を可能にする保守およびサービス(Predictive Maintenance and Service)」と「製造実行(Manufacturing Execution)」、そして「接続型物流管理(Connected Logistics)」というハナ対応製品を11日に発表した。

 それらの製品の狙いは、あらかじめ同梱されたIoT対応ソフトウェアを提供することで、導入企業がIoT対応機能を業務に活用することを大幅に簡便化するというもの。

 新製品はほかのSAP製品と同様に現場での実践作業を必要とするものの、80〜90%を劇的に簡便化または取り除くだろう、とパーカー氏は説明している。

 SAPはまた、それら三つのIoT機能同梱ソフトウェアに対応したハナ対応アプリケーションを今後も随時増やしていく計画だ。

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