ダラス連銀総裁、3月19日で退任 後任選び開始と発表
- 2014年11月13日
- アメリカ発ニュース
【共同】ダラス連邦準備銀行のフィッシャー総裁は13日、来年3月19日付で退任すると発表した。ダラス連銀の取締役会は人材あっせん会社と契約を結び、後任の総裁選びに入った。「連邦準備制度の内外の幅広い人材から選ぶ方針」(取締役会のウルマン会長)としている。
フィッシャー総裁は2005年4月からダラス連銀の総裁を務める。連邦準備制度幹部の中でもタカ派として知られ、金融危機後に導入した異例の金融緩和策の弊害を指摘し、早期脱却を主張してきた。今年の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策決定の投票権を持つ。ロイター通信によると、連邦準備制度の規定で来年4月までに退任することになっていた。
FOMCの参加者では、同じくタカ派の論客として名高いフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁(今年の投票権メンバー)も来年3月1日付で退任することになっている。
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