セールスフォース、アップル・ウォッチに照準 〜 20の業務用アプリを提供

 セールスフォース(Salesforce.com)は、アップル・ウォッチ(Apple Watch)が発表された当初から、アップル・ウォッチ向け業務用アプリケーションの開発に注力し、先日、その成果として20のアプリケーションを市場投入した。

 セールスフォースは、アプリケーション開発業者との連携体制であるセールスフォース1プラットフォームを構築しており、第三者開発業者向けの開発キットを配布している。

 今回発表されたアップル・ウォッチ向けアプリケーション群は、そのプラットフォームを活用して開発されたものだ。

 フォーブス誌によると、それらのアプリケーションには、たとえば、取り引き先との会議に備えて顧客情報を閲覧できる機能や、進行中の事業計画に関する進捗状況を追跡する機能、現場作業員たちに輸送関連状況をリアルタイムで提供する機能が含まれる。

 セールスフォースには、身体装着型端末向けの業務用アプリケーション開発に特化したセールスフォース・ウェアという部署が新設されている。

 同部門の統括責任者で同社の戦略的提携および事業開発本部長であるリンズィー・アーヴァイン氏は、身体装着端末の業務活用がこれから浸透することを考えれば「(身体装着端末の)業務応用機会を拡大する必要があり、そのためのもっと多くのアプリケーションが必要だ」と話す。

 セールスフォース1プラットフォームで提携する開発会社には、アルパイン・メトリクス(Alpine Metrics)やアプタス(Apttus)、ベターワークス(Betterworks)、ブラケット・ラブズ(Bracket Labs)、クリック・ソフトウェア(Click Software)、クラウドセンス(CloudSense)、フェアセイル(Fairsail)、フィナンシャル・フォース(Financial Force)、フットプリンツ(Footprints)、ヘイワイヤー(Heywire)、インサイドセールス(InsideSales)といったソフトウェア新興企業が含まれる。

 身体装着端末向け業務用アプリケーションは、机に縛られずに動きまわることの多い従業員の仕事効率化に重点を置いている。たとえば、クリック・ソフトウェアが開発したアプリケーションの場合、顧客からの要請に対し外回りサービス担当者らが即応できるようにする業務管理機能に焦点を合わせている。

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