グーグル、災害対策の嵐追跡サービスを開始 〜 米国内の検索利用者向けに

 グーグル(Google)は30日、米国内の利用者向けに、嵐情報を提供する新サービスを開始した。米国がこれから迎えるハリケーンの季節への対応だ。

 テック2誌によると、超大型ハリケーンのカトリーナから10周年のことし、グーグルは、「危機即応(Crisis Response)」サービスの一環として、大型の嵐に各地域の住民が備えることに役立つ情報提供を強化する。

 新サービスは、気象予報システムを拡充するとともに、グーグル検索の「公衆警報(Public Alerts)」機能を進化させ、米ハリケーン季における嵐追跡を強化する。

 たとえば、利用者が特定の嵐や竜巻に関する情報を探している場合、グーグル検索結果として、その嵐や竜巻に関係する地図が表示され、勢力範囲図や進行方向、予想される移動場所、到達時間が視覚化される。

 それらの情報は、米国海洋大気庁(NOAA=National Oceanic and Atmospheric Administration)のデータにもとづいて表示される。

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