カシオ初の腕時計型端末 ラスベガスでお披露目

 カシオ計算機は5日、ラスベガスで同社初の腕時計型端末(スマートウオッチ)をお披露目した。腕時計などの開発ノウハウを生かし、アップルや韓国サムスン電子が先行する市場に参入することで、成長を取り込みたい考え。6日開幕の家電見本市「CES」に先立ち発表した。

 アウトドア愛好家が主なターゲットで、端末は気圧や方位を検知するセンサーを搭載するなどし、自然環境の変化を即座に分析できる。音声入力も可能で、基本ソフト(OS)にはグーグルのアンドロイドを採用した。

 樫尾和宏社長は取材に対し「早期に100億円の売り上げを目指したい」と述べ、市場参入に意欲を示した。まず日米2カ国で販売し、3月下旬に売り出す日本での希望小売価格は7万5600円。(共同)

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