米、0.7%成長に急減速 10~12月、海外不振響く
- 2016年1月29日
- アメリカ発ニュース
米商務省が29日発表した2015年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)は年率換算で前期比0.7%増となった。2.0%増だった前期に比べて急減速した。海外経済の不振が響き、輸出が減少に転じた。個人消費や企業の設備投資も低迷し、成長を引っ張ってきた国内需要もさえなかった。
実質GDPの伸び率は、3.9%増と好調だった15年4~6月期から、2四半期連続で縮小。米連邦準備制度理事会(FRB)は27日に景気判断を下方修正した。景気に陰りが出ていることが裏付けられたことで、FRBの金融政策に影響を与えそうだ。(共同)
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