玩具大手が、3Dプリンターを使ってアクセサリーを作る商品など「ハイテクおもちゃ」を米国で相次いで売り出す。IT機器が身近になったデジタル世代の子どもを取り込む戦略だ。
マテルが今秋に売り出す3Dプリンターの玩具「シングメーカー」は指輪や首飾り、小型ロボットなどを作ることができる。タブレット端末などで専用アプリを使い、作りたいもののデザインや色を選んでデータをプリンターに送る。
小さな指輪なら2時間以内でできるが、多くの部品を組み合わせるロボットは10時間かかる場合もあるという。広報担当者はプリンターの内部が高温になることもあり「安全面に注意を払っている」と説明する。価格は299.99ドル(約3万4000円)。(共同)
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