電話かける動作が最も危険 〜 運転中の事故の引き金に

 電話、テキスト・メッセージ、eメールなど運転中の注意をそらす危険要因が増える中、ドライバーにとって最も危険なのは電話をかける行為だという調査結果が発表された。

 ニューヨーク・タイムズによると、バージニア工科大学交通研究所(VTTI)が3年かけて収集した運転データを分析した結果、ドライバーの運転への注意を最も妨げる行為は「電話をかける」で、運転だけしている時に比べて事故を起こす確率が12倍も高まることが分かった。

 次に危険なのは「読み書きをする」で、リスクは10倍になる。「携帯電話以外の物に手を伸ばす」は9倍、「テキストする」は6倍、「携帯電話に手を伸ばす」は約5倍、「携帯で情報検索するまたはeメールを見る」は約3倍に高まるという。

 ドライバーは運転2回に1回以上の割合で移動中のどこかで不注意運転をしているといい、調査対象となった900件を超える大事故のうち約70%で不注意運転が関係していた。ただし、不注意よりはるかに危険なのは薬物使用中の運転や飲酒運転で、事故を起こす確率は36倍に高まる。また、「泣きながら」または「見るからに怒っている状態」で運転するのも読み書きと同様に危険で、事故の確率は10倍に高まる。

 VTTIの調査では、走行速度、加速状況、位置情報などを記録できるセンサーやカメラを使って3500人のドライバーを追跡しており、これによって多くの事故の正確な発生時刻だけでなく、事故直前のドライバーの視線などに関する情報も集められた。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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