マイクロソフト(MS)は28日、パソコンの基本ソフト(OS)が「ウィンドウズ10」へと勝手に更新されたとの苦情が利用者から相次いでいることを受け、画面表示を改善すると発表した。手続きの際に「更新しない」という選択肢を明示し、利用者が自動更新を拒否しやすくする。週内にも全世界で実施する。
現在は、自動更新の開始を通知する画面を放置したり、画面を閉じたりするだけでは拒否できず、自動更新する仕組みになっている。日本や米国の利用者から「拒否の仕方が分かりにくい」「勝手に更新されて困る」との批判が出ていた。
新たな画面では「直ちに更新する」「更新日時を設定する」「更新しない」の三つの選択肢から利用者が選べるようにする。(共同)
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