携帯アプリによる配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは21日、カリフォルニア州サンフランシスコで始めたばかりの自動運転車を使った試験サービスを中止した。
ロイター通信によると、ウーバーが試験営業を始めた14日以降、州陸運局は自動運転車の公道試験に必要な許可を取っていないことを理由に中止を要請したが、ウーバーは「運転席にはエンジニアが座り完全な自動運転車ではないため、許可は不要」と突っぱねていた。このため陸運局は21日、16台の車両登録を取り消した。同州ではテスラ・モーターズやフォードなど20社が許可を得て自動運転車の公道試験をしている。
ウーバー広報は「当社は現在、どの地域に再投入するか検討しているがカリフォルニアであることは間違いない。今後は一層、州全体で通用する規則の策定に努力する」との声明を出した。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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