NY市長、安全をアピール 繁華街、過激派映像受け

 ニューヨーク市のデブラシオ市長は18日深夜、過激派組織「イスラム国」が同市へのテロ攻撃を警告する内容の映像を公表したことを受け、ブラットン市警本部長と共に繁華街タイムズスクエアで記者会見し「信じるに足る具体的な脅威はない」と強調、安全をアピールした。

 映像に写っていたタイムズスクエアで会見することで、脅しに動じない姿勢を強調した。デブラシオ市長は、市警は米国最強の警察で「9・11(米中枢同時テロ)以来、14年にわたって絶えずこの街をテロの脅威から守ってきた」と指摘。

 ブラットン氏は、これからクリスマスなどのイベントでニューヨークを訪れる観光客らに対し「安心して来てほしい。市警は皆さんを守る」と請け合った。「イスラム国」の映像については「過去の映像を寄せ集めて慌ててつくったようだ」と分析し「新しい要素は何もない」と一蹴した。(共同)

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