- Home
- 新春スペシャル 旅行のプロに聞く 南北アメリカの絶景スポット
新春スペシャル 旅行のプロに聞く
南北アメリカの絶景スポット
- 2017年1月1日
- 2017年1月号掲載
Bolivia
大空を鏡のように映し出す
ウユニ塩湖の幻想的な風景
南米ボリビアにあるウユニ塩湖に行かれた皆さんがおっしゃるのが、「なぜ、もっと早くここに来なかったんだろう」ということです。それだけ圧倒的な絶景であり、見たことがない果てしない銀色の世界が広がる場所です。特に雨が降った後にできる鏡張りは必見です。ウユニ塩湖は、その名の通り塩でできており、乾いた大地の風景も良いのですが、雨が降ることで浅い湖に空が鏡のように反射する鏡張りが人気です。鏡張りを見るには11月から3月の雨季がベストシーズン。ここでの夕日、朝日、満点の星空が反射する風景は格別です。
塩湖に行くにはウユニという町から1時間ほど移動します。ウユニの町にもホテルはありますが、お勧めしたいのは塩湖近くにある塩のホテルです。塩で建物が造られたホテルが4軒ほどあり、便利さを求めるアメリカ人観光客は町のホテルに泊まるようですが、日本人観光客はせっかく塩湖に来たのだからと塩のホテルを希望されます。ただし、部屋数が限られていますので、かなり前からの予約が必要です。
ここは塩湖自体が最大の見所です。他のアトラクションとしては、ペルーのマチュピチュやチリのアタカマ砂漠など、周辺の国と合わせて1週間から10日程度で回られるとまた楽しいかと思います。また、塩湖に行くにはラパス空港からさらに飛行機を乗り継ぎます。しかし、南米では飛行機が運休になるなど、時に想定外のことも起こりますので、ゆとりをもったスケジュールで行かれることを推奨しています。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします