【イベントレポート】ジャパンフード・レストランエキスポ
- 2024年10月9日
9月28日(土)、カリフォルニア州パサデナのコンベンションセンターで、ミューチュアル・トレーディング・カンパニー主催の「第33回日本食&レストランエキスポ」が開催された。
このエキスポは「和心伝心:日本食を通じて人々、コミュニティ、そして未来をつなぐ」ことをテーマに掲げており、毎年ロサンゼルスやニューヨーク、ハワイ
で行われている。
当日は140以上のブースが出展し、昨年を上回る2600人が来場し、参加者の70%が食品小売業者、食品サービス事業者、業界の専門家、シェフなどが多数参加した。
エキスポ会場では、アメリカ市場への展開を目指す企業や個人が、自信のある商品を積極的に披露していた。ブース全体に熱気が広がり、バイヤーや業界関係者との商談も活発に行われた。特に、日本の伝統と品質をどうアメリカ市場に適応させるかの工夫が見られ、各企業が今後の可能性を模索していた。
日本食&レストランエキスポで注目を集めたのが、日本酒や焼酎、ウイスキーを紹介するお酒のブースであった。来場者は多種多様な日本酒やアルコール飲料を試飲し、日本の伝統と現代のトレンドが融合したお酒の魅力を楽しんでいた。このブースは、日本酒の将来性とグローバル市場への広がりを強く印象づける場となった。
エキスポでは、単なる展示会に留まらず、日本文化に関するさまざまなワークショップが開催され、訪れた参加者を魅了した。特に、日本の伝統や現代文化に興味を持つ企業や個人が、日常生活に役立つ情報やアイデアをこの場で共有し、実演を通じて新しい発見を楽しんでいた。
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