日本のクラフトスピリッツ「焼酎・泡盛」の楽しみ方を伝える「Discover Japanese Craft Spirits」開催

ロサンゼルス領事館、JETROロサンゼルス、ジャパン・ハウスの共催で日本のクラフトスピリッツである焼酎・泡盛の紹介と新しい楽しみ方を伝えるイベント「Discover Japanese Craft Spirits」が1月31日にジャパン・ハウスで行われた。

当日は千葉明ロサンゼルス総領事からのご挨拶や海部優子ジャパン・ハウス館長からの話があり、その後Mutual Trading Co Inc.の上野俊男氏から焼酎・泡盛の蒸留方法や味わい方などのレクチャーが行われ、当日参加したレストランのバーデンダーからはカクテルのデモンストレーションもあった。

 

 

参加者はアルコール度数が強いお酒にも関わらず各種銘柄を順番にテイスティングして味の違いや飲みやすくなったカクテルを楽しみ華やいだイベントとなった。

焼酎は日本で人気の蒸留酒で、過去5世紀にわたり、主に九州南部で作られるものが有名である。焼酎はサツマイモ、大麦、米、黒糖など様々な成分で作られている。 2018年ロサンゼルス国際スピリッツコンペティションに参加日本の蔵元は、ベスト焼酎アワードを受賞し、スピリッツ部門で総合3位を獲得した。

泡盛は主に沖縄で生産され、焼酎のように長い歴史がある。製造にはタイ米と黒麹菌を使用し独特の常圧蒸留法のためにりんごまたはバナナに似たフルーティーな香りを持っている。 3年以上熟成させたヴィンテージ泡盛は、クース(古酒)と呼ばれ、甘くてしっとりとしたバニラのような香りを持つ。クースは、アルコール度数が40%を超えても、強いアルコールの香りがなくまろやかな味わいとなっている。

2月1日から28日まで「Japanese Craft Spirits Month」と題してロサンゼルス各地のレストランや販売店で焼酎・泡盛キャンペーンが行われている。レストランなどでは焼酎や泡盛でアレンジしたカクテルを提供する。また随時興味を持った店舗は参加することが可能。提供レストランや販売店、又は参加希望の申し込みは下記のURLで確認できる。

■詳細:https://www.japanesecraftspirits.com/

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